【投資ぶっく】投資信託のベンチマークとは?

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◆投資信託のベンチマークとは?意味の解説

⇒ベンチマークの意味・基礎知識
⇒ベンチマークの対象は商品によって異なる
⇒インデックスファンドの魅力

◆ベンチマークの意味・基礎知識

確定拠出年金に加入すると、今までは会社側が運用していた年金資産を自分の判断で運用先を決定し商品を選定しなければいけなくなります。

この際、初心者の方の多くは元本確保型の定期貯金や保険商品、そしてパッシブ運用を主体とするインデックスファンドから投資先を選び始める事になるかと思います。

ベンチマークとは、投資信託商品の中でもインデックスファンドの商品説明に多く見られる言葉で投資信託を運用する際のパフォーマンスの基準、運用の目安を意味します。

◆ベンチマークの対象は商品によって異なる

投資信託商品はベンチマークとする市場が各商品によって異なります。

例えば日経225をベンチマーク指標とする商品である場合は、日経225のパフォーマンスに連動する形で投資先が選定される為、日々変動する投資信託の基準価額も日経225にほぼ連動するパフォーマンスを見せる事になります。

また、証券会社によっては市場だけでなく自社独自の裁量を加えた指標をベンチマークとして採用している投資信託商品などもあり、対象とする市場や有価証券によって性質の異なる商品が開発される事になります。

◆インデックスファンドの魅力

投資信託では国内債券、外国債券、国内株式、新興国株式など様々な市場を対象としてベンチマークが設定されインデックスファンドなどの信託商品が開発されます。

これらのインデックスファンドは市場をベンチマークとしている為、基本的にファンドマネージャーの力量に左右されにくい商品です。

特に国内債券に連動する商品は値動きが小さい特徴があり初心者の方にははじめやすい商品であると言えるかもしれません。

インデックスファンドは自動的に商品が選定される為、運用会社の手間もアクティブ運用を行う投資信託と比較すると安価です。

また信託報酬は年々減少している為、長期的な運用を検討する場合は60歳までに支払う信託報酬の総額も含めて有利な投資商品となり得る可能性を秘めております。

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