【投資ぶっく】ベンチャーキャピタルの仕組み・業務内容

投資ぶっく

投資ぶっく  >>  金融機関・銀行  >>  ベンチャーキャピタルの仕組み・業務内容

◆ベンチャーキャピタルの基礎知識

⇒ベンチャーキャピタルの業務内容とは?
⇒ベンチャーキャピタルの用語解説
⇒ベンチャー企業と資金の枯渇問題
⇒成否を分けるベンチャーキャピタルの関わり
⇒日本のベンチャーキャピタルの実情
⇒日本の主なベンチャーキャピタル一覧

◆ベンチャーキャピタルの業務内容とは?

ベンチャーキャピタルとは、将来性のある新興企業や優れた技術を持っているが、知名度が低く株式公開がなされていないベンチャー企業などに資金提供や経営コンサルティングサービスを提供する投資会社や金融機関のことじゃ。

ベンチャー企業の多くは、優れた技術や革新的なアイディアを持っていても、資金面や経営ノウハウなどに弱みがあるケースが多く十分に力を発揮できない環境にあるのものじゃ。

ベンチャーキャピタルの業務内容は、このようなベンチャー企業に対して資金提供を行ったり、実際に自社の人材を経営コンサルティングとして送り込むなどして企業の価値を高める事じゃ。

価値を高めた後は最終的に株式公開を行ったり、ファンドの転売を行い莫大な利益を得ることを目的としておるのじゃよ。

【ベンチャーキャピタルの用語解説】
用語ベンチャーキャピタル
読み方べんちゃーきゃぴたる
英語venture capital
類語・別称-
カテゴリ分類金融機関・銀行
投資分類投資法人
関連語句ベンチャー企業・投資ファンド・エンジェル

◆ベンチャー企業と資金の枯渇問題

ベンチャーキャピタルから、資金やあらゆるサービスの提供を受ける事はベンチャー企業側にとっても大きなプラス要素があります。

具体的には、資金提供を受ける事によって設備投資が行えるようになったり、人件費などを心配せずに商品開発に専念する時間を得ることができるという利点は非常に大きな魅力です。

これは、大半のベンチャー企業が資金の枯渇によって消えていく実情からも明らかです。

◆成否を分けるベンチャーキャピタルの関わり

ベンチャー企業として成功できるかどうかは自社の技術やアイディアはもちろん大切です。

しかし、開発資金など製品やサービスの提供を行える段階に至るまでに多額の資金が必要となるケースが多いのも実情です。

その為、ベンチャー企業の成功は、より適したベンチャーキャピタルと提携できるかどうかについても成否の鍵を握っていると言えるでしょう。

◆日本のベンチャーキャピタルの実情

日本の主なベンチャーキャピタルはその大半が銀行や証券会社の関連会社となっており、資金提供や投資ファンドなどの設立を行い大きなリターンを得る事を目的としております。

尚、現存するベンチャーキャピタルの中で最も古いベンチャーキャピタルは東京都千代田区に本社を構える日本最大の日本最大のベンチャーキャピタルであるジャフコ(旧日本合同ファイナンス株式会社)です。

【日本の主なベンチャーキャピタル一覧】
名称設立年月日
株式会社ジャフコ1973年4月5日
日本アジア投資株式会社1981年7月10日
みずほキャピタル株式会社1983年7月27日
大和SMBCキャピタル株式会社1983年10月20日
りそなキャピタル株式会社1988年3月29日
SBIインベストメント株式会社1996年6月7日

◆カテゴリ・分類